【迷ったらこれ】筋トレ初心者におすすめのリストラップ3選(シーク・フェリー・SBD)
ジムで筋トレを始めて半年くらいたつと、取り扱う重量が重くなり関節への負担も増えていきます。特にベンチプレスやダンベルプレスといった【プレス系】の種目は手首にかかる負荷がとても大きいです。
そこで活躍するのが手首を固定しケガのリスクを減らしてくれる「リストラップ」というトレーニングギアです。今回はこのリストラップの種類や特徴・使い方についての説明と、私が愛用しているSchiek(シーク)を含んだおすすめリストラップ3選を初心者トレーニーの方に向けてご紹介していきます。
それでは行きましょう🤗
リストラップとは?
リストラップとは、ウエイトトレーニングにおいて手首をねんざ等から守ってくれるトレーニングギアになります。高重量を扱う上級者の方がケガ防止で装着されるのはもちろんですが、まだ筋トレに慣れていない初心者のうちからリストラップを装着することでケガが癖づくことを防止してくれます。
リストラップの種類と特徴
今や数十種類以上(体感ですが)のリストラップが販売され、その値段も1,000円くらいから10,000円以上するものなど様々です。
今回はその「長さ」と「硬さ」に着目して説明していきます。
長さ
長さは一般的に30cm~100cmくらいで販売されています。長さが短かければ取り外しが楽になりますがホールド力は弱まります。逆に長ければホールド力は強いけれど取り外しがめんどくさいといった感じです。
最初に購入するのであれば男性は60cm、女性は30cmがおすすめです。理由として男性は初心者のうちから重いものにチャレンジする傾向があるので、使いやすさよりホールド力をある程度重視したほうが良いと思います。一方で女性はホールド力より使い勝手がよく、見た目もスマートなほうがモチベーションもアップするのではと思います。
硬さ
硬さについては直接表記などは無いですが、大まかに 柔らかめ・普通・硬め の3段階に分けられます。見た目では硬さの判別は中々難しいですが、経験上値段が高くなるにつれて素材も作りもしっかりするため硬めになる傾向があります。
初心者の方はとりあえず、柔らかめ から購入するのが良いでしょう。理由として硬くなればホールド力は上がりますが、ずっと装着していると手首がちょっと痛くなります。
まずは柔らかめを使ってみて自分の好みを確認し、徐々に硬めのやつに移行していくのが無難です。「どうせ硬いの使うようになるんなら無駄じゃない。」と思われるかもしれませんが、筋トレ歴3年でも気分によっては柔らかめのリストラップを使うこともありますので無駄にはなりませんよ。
どういった種目で使う?
リストラップは手首を保護してくれるということで、基本的に手を使う種目すべてで装着しておいてOKです。ですが、中にはうっとおしいと思われる方もいると思いますので、特にリストラップが必要な種目についてまとめます。
プレス系
冒頭でも説明しましたが、ベンチプレスやダンベルプレスなどのプレス系種目は手首にかかる負荷が大きいため必ずと言っていいほど装着したほうが良いです。
私の体感的に、男性であればベンチプレス50kg以上、ダンベルプレスであれば片手12kg以上が装着するひとつの目安だと思います。
レイズ系
次に装着をおすすめするのが、ダンベルサイドレイズやケーブルレイズなどのレイズ系種目です。レイズ種目は手首に大きな負担がかかるというわけではありませんが、手首が曲がることによって負荷が前腕に逃げてしまうという特徴があります。
手首の保護というよりは、手首の動きをリストラップで固定し負荷が前腕に逃げないようにサポートを行うのが狙いです。
バーベルスクワット
一見必要ないように思われがちですが、私のように手首ヨワヨワ&肩甲骨周りが硬い人はスクワットで手首を痛めやすいです。バーベルスクワットはある程度高重量を肩甲骨の上部に乗せて支え、後ろに滑り落ちないように両手で引っかけるようなイメージで持ちます。
これが私のように肩甲骨周りが硬い場合は、わきが開いて手の親指側に重量が乗ってしまい、手首の筋を痛めてしまいます。こういった人には、リストラップで手首を保護してスクワットすることをおすすめします。
ちょっと初心者の方には分かりづらかったかもしれません。笑
初心者にも必要?
私もですが、筋トレあるあるとして序盤に痛めた手首のケガが慢性的に痛むということはよく聞く話です。まだあまり重たい重量を扱わないからと思わず、初心者のころからリストラップを装着しケガを未然に防止したほうが良いと思います。
ちなみに私の場合、まだ初心者の時に10kgくらいでバーベルカールをしていて右手首をケガしました。バーベルカールも初心者のうちは変に手首を使ったりしてしまうので要注意です。
自重トレーニングでも使ったほうが良いの?
基本的に自重トレーニングではリストラップは必要ないかもしれません。ただし、プッシュアップバーを使った腕立て伏せや、アブローラーをするときは装着しても良いでしょう。
女性にも必要?
女性トレーニーの方にも装着をおすすめします。女性は男性に比べて手首を痛めやすいことが分かっています。女性に腱鞘炎の方が多いのはそれが理由です。高重量を扱う男性だけ装着すれば良いと思わずに、女性の方もケガ予防のためにリストラップを取り入れましょう。
Schiek(シーク)の30cmのモデルは、手首の部分がゴツくならずデザインも良いのでアクセサリーのような感じで付けていてもいいと思います。
おすすめリストラップ3選
前置きが長くなりましたが、改めまして私がおすすめしたいリストラップ3選についてご紹介していきます。
Schiek(シーク)
レベル:初心者~上級者
価格:3,000円~4,000円くらい
色:レッド、ブルー、ピンク、ホワイト
長さ:12インチ(30cm)、24インチ(60cm)
硬さ:普通(柔らかくもなく硬くもなく)
リストラップと言えばSchiek(シーク)という感じで、これを買っておけば間違いないです。最近IFBBPROになられた寺島遼さんが愛用されているのが有名ですね。
硬さは、普通(柔らかすぎず硬すぎず)で初心者から上級者まで使う人を選びませんし、カラーも4種類あるため自分の好みに合わせて選ぶことができます。
ちなみに私は30cmのホワイトを1年近く愛用しています。理由は寺島さんが使っていたからです。(まったく同じものを買いました。笑)
実感として、手首が弱い私にとっては60cmのほうが良かったかなと思っています。ベンチプレスはサムレスグリップで行うので問題ありませんが、ダンベルプレスでいうと30kg以上だと少し不安です。あと、ホワイトはカッコいいですが結構汚れます。
FERRY(フェリー)
レベル:初心者~中級者
価格:1,000円くらい
色:ブラック/イエロー、ブラック/グレー、ブラック/ブルー、ブラック/レッド
ホワイト/ブラック、レッド/ホワイト
長さ:50cm
硬さ:柔らかめ
次に紹介するのはFERRY(フェリー)のリストラップです。この商品は安いのに使いやすいのが特徴です。1,000円くらいで販売されていますが、素材やマジックテープの部分も割としっかりしていて十分使えます。
硬さは柔らかめなので、初心者の方でも取り扱いやすいと思います。ちなみに私も最初はこれのブラック/レッドを購入して使っていました。
今でも、Schiek(シーク)30cmでちょっと不安かなというときはこちらを使っています。柔らかいとはいえ、長さが50cmあるのでSchiek(シーク)よりは安定する感じがします。
SBD(エスビーディー)
レベル:中級者~超上級者
価格:5,000円~6,000円くらい
色:レッド、その他限定カラー
長さ:40cm、60cm、100cm
硬さ:フレキシブル(普通)、スティッフ(硬め)
最後はSBDのリストラップです。SBDはいわゆる最上級品に分類されます。カラーは通常のレッド1色ですが限定カラーも発売されています。
他のリストラップと違うのは硬さがフレキシブル(普通)とスティッフ(硬め)から選ぶことができます。以前知り合いから60cmのスティッフを借りて使いましたが、手首にコルセットをはめているような感じで手の甲に当たったりして痛かったです。
ウエイトリフティングではなく筋トレをするレベルだったら、フレキシブルの60cmがおすすめです。これから本格的に筋トレを続けていく覚悟がある方は序盤で購入しても良いと思います。
リストラップの装着方法
リストラップの装着方法を写真付きで説明していきます。
よくリストラップの巻き方で、挙上重量が変わると解説している方もいらっしゃいますが、基本的には変わりません。ただしリストラップで手首をしっかり保護してあげることで、そのトレーニングに集中できるので重量が伸びる可能性はあります。
内巻き・外巻き どっちでもOK
リストラップには内巻き・外巻きの2種類の巻き方があります。基本的にどちらが良いというのはないので、装着してみてどっちがしっくりくるかで判断してもらえればOKです。
1周させた後から引っ張る
内巻き・外巻きどちらの場合も、始点は手首の真ん中の辺りで固定したいのでリストラップを引っ張って締め出すのは1周させた後からにしたほうが良いです。
始点の位置が小指や親指側にずれてしまうと、うっ血したりする原因になります。
まとめ
筋トレ初心者の方に向けて、リストラップの種類や特徴・使い方について説明させていただきました。これからどのリストラップを購入しようか悩まれている方は、男性であれば60cm・女性であれば30cmの少し柔らかめのものをおすすめします。
とりあえず Schiek(シーク) を買えば間違いないですが!
また初心者のころから、リストラップなどのトレーニングギアを装着してケガを防止することは、筋トレのスキルアップにもとても大切ですよ。
ということで、ここまでお読みいただきありがとうございました!
この記事が、少しでもお役に立てればうれしいです🤗
他にも、プロテインを中心にいろんな記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください👍
それではまた(^^ゞ